漫画の国お涙ちょうだい女子ブログ

引き返したほうが身のためかもしれない。

サンフランシスコの怪物バンドGRATEFUL DEAD (グレートフル デッド)

グレートフルデッドはサンフランシスコ出身のバンドです。

魅力その1は、何と言っても延々に続くジャム演奏。

リーダーの故ジェリー・ガルシアのギターソロは、羽毛が空に浮かぶかのようにふわふわしているのですが、時に鋭いフレーズや緊張感あふれるリフ、ジャジーなメロディ等、様々な表情を見せてくれます。

そして、そのギターソロに合わせて、バンドメンバー全員の演奏がまるで着地地点を探している蝶のようにふわふわで、つかみどころのない感じを見せるのです。

バンドの調子のいい時は、30分以上のジャム演奏が続きます。

ライブ時間が4時間から6時間にも及ぶのは、このジャム演奏の長さが原因でしょう。

こんなバンド、後にも先にも出てこないのではないでしょうか。

魅力その2は、フィル・レッシュのベースプレイです。

私がベースプレイヤーなので、どうしてもベースを注目してしまうのですが、この人のベースはうなぎのようにあっちでくねくねこっちでくねくね、このバンドにぴったりの動きをしてくれます。

でたらめに弾いているようで、実にツボを心得たメロディを時々奏でるため、癖になる演奏なのです。

決して派手さはありませんが、こういったプレイこそ一番難しいのではないかと思わせます。

魅力その3は、ジェリー・ガルシアともう一人のギターリストであるボブ・ウェアのボーカルです。

朴訥な歌声のジェリーに対して、シャウター系のボブ。

このアンバランスな二人の声のアンサンブルが、ほかのバンドにはない独特の味わいを見せます。

また、ドラム以外、全員でコーラスも取りますが、そのコーラスラインもCSN&Yの影響を受けていて気持ちいいです。

ちょっとよれた感じに愛嬌も感じます。

魅力その4は、ライブ盤の多さと、ライブごとに変わる曲のアレンジです。

このバンドはスタジオ盤のセールスがそれほど良くないせいか、頻繁にライブ盤を出します。

しかし、ファンはライブテイクの方を好んでいる人が多いので、逆にその方が喜ばれているようでライブ盤の売り上げはいいようです。

今までに2000回以上ライブをしてきたバンドだけあって、同じ曲でも演奏する日によってよくアレンジを変えてきます。

このちょっとした違いを見つけるのも、ファンの間では大きな楽しみの一つとなっているのです。

2018年現在、バンド自体はすでに無くなっていますが、メンバー各自で色々なバンド活動を行なっているので、それらを追っかけて聞くことも面白いです。