漫画の国お涙ちょうだい女子ブログ

引き返したほうが身のためかもしれない。

安楽椅子探偵を漫画化した(!?)、『BASARA』や『7SEEDS』の作者・田村由美が送る『ミステリと言う勿れ』

一風変わった少女漫画の世界を描く田村由美の最新作!

『ミステリと言う勿れ』が、今とても面白い!

主人公の「久能整(くのう ととのう)」は、彼女も友達もいない普通の(?)美大生。

ある日、高校時代からの(大して親しくもない)同級生が殺され、容疑をかけられ警察に連行されます。

久能くんは飄々としていてありきたりな現代っ子……ではなく、人の本質を見抜く才能はまさに探偵!

だけど、自分の足では決して歩かないその様子は、安楽椅子探偵と呼ぶに相応しいです。

彼の相談室(というと、久能くんは嫌がるでしょうが)によって、なんだかんだで事件は解決。、犯人のこともしっかり観察している久能くんの言葉に、読んでいるこちらも胸がじーんとします。

そんな久能くん、きっと本人は事件などこりごりでしょうが次に巻き込まれたのはバスジャック。

事件を通して久能くんに初めての(?)友達ができそうになりますが、実はその友達はゴニョゴニョで……。

だけど、彼らの間には何か一言では言い表せないような絆があるように私は思うのです。

次に久能くんは、広島に向かう新幹線の中でも事件に巻き込まれます。

ここまで巻き込まれる人も珍しいんじゃないかと思いつつ、そこはまぁ漫画なのでご愛嬌(笑)

そこの事件は犯人逮捕に繋がらないものの、久能くんの暖かい気持ちが伝わってきて、読者は彼を見守る親のような不思議な気持ちを抱くことになるでしょう。

さて、広島に着いた久能くん……もちろん、事件に巻き込まれます!

今は2巻まで出ているのですが、事件の結末は3巻以降で明らかになるとのこと!

しかしこの作者さん、『BASARA』でも『7SEEDS』でもそうでしたが、とにかく伏線と言葉回しが秀逸です。

先程、久能くんの巻き込まれ体質は漫画だからご愛嬌だなんて言いましたが、実は広島に向かうことになったのはバスジャック事件がきっかけになっています。

つまり、新幹線の中で事件に遭ったこともある意味では必然。

もちろん広島で巻き込まれた事件も、バスジャック事件から繋がっているのです。

個人的には、バスジャックで出会った奇妙な絆のある青年にとても魅力を感じているので、広島の事件が終わった頃にこっそり出てこないかな〜と思っています。

というより、今までの田村由美先生の作風を考えたら出てこないはずがない!

と、信頼できる漫画であることは間違いありません。

まだ2巻までしか出ていないので、今から集めても大丈夫!

ぜひ、未読の方は今すぐ本屋さんに急いでほしいほどハマっています!!