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漫画読んだら1つ感想文書くのがモットー

『美醜の大地〜復讐のために顔を捨てた女〜』という漫画。結構エグい内容ですが面白い。

『美醜の大地〜復讐のために顔を捨てた女〜』という漫画にハマってます。まだ最終回まで行っていないのですが、面白いです。作者は藤森治見。市村ハナという女性が主人公なんですが、物語のはじめから結構エグい。時は第二次大戦末期、貧しい家の娘だけれど成績の良い市村ハナは、女学校に通っていましたが、醜い彼女はかなりエゲツないイジメを一部の女学生グループから受けました。で、窃盗の疑いをかけられて、無実であるのに学校を辞めてしまいます。場所は情報です北海道で、終戦間際に連絡船に乗ってみんなが本州に逃げるのですが、市村ハナとその家族が連絡船に乗り込もうとすると、イジメの首謀者の女生徒の、「ここに泥棒がいるわ」の一言で、市村ハナさんその家族は連絡船に乗せてもらえませんでした。で、仕方なく次の船に乗ったのですが、運悪く爆撃にあい市村ハナの母と弟は死んでしまいます。そのために怒るの塊となった市村ハナは死んだ家族のために復讐を誓い、整形手術を受けて別人のように美しくなります。

その後、自分をイジメたグループの1人ひとりに復讐するのですが、ここからがかなりシビア。

例えば、カフェの女給をやっていたかなり美人の元同級生には、新しい同僚の女給として近付き、元同級生に憧れている醜い男が、その同級生をストーカーしているかのように同級生に思い込ませ、一方で同級生のために買った香水を、他の男たちをけしかけてからかわせいぇ、挙句に香水の瓶を壊させます。その結果心が傷ついた醜い男によって元同級生は顔に硫酸をかけられ美しい顔がめちゃクチャになり、車に轢かれて死にます。

あるいは別の同級生に対する復讐では、その同級生は農家に嫁にやられそうになっていやになっている。そこに市村ハナの友人が出てきてその同級生を誘惑して、駆け落ちしようと持ちかけますが、実際にはその同級生に薬を飲ませて訳がわからなくしてしまい、売春窟に売り飛ばしてしまいます。結果、男に騙され売春させられる苦しみから逃れるために薬物に手を出したその同級生は、人格が崩壊してしまいます。

そんな感じで市村ハナは、彼女をイジメたグループに復讐して行くのですが、彼女が残酷になりきれず、動揺しているところや、時々元々の醜い顔の仮面を付けていたりするところなど、この主人公の市村ハナは決して憎めないキャラクターなのが読み応えのあるところです。まだこの漫画は完結していないので、続きがすごく楽しみです。