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漫画読んだら1つ感想文書くのがモットー

原動力は捨てられた女の怨念⁉ 飛び込んだ世界は芸能界!いつかあの男に跪かせて見せる! スキップビート!!

この漫画は、一人の男にすべてを注ぎ、恋に生き、進学も生活もすべてを犠牲にした少女が、その男にポイっと捨てられたところから開始します。

そこまでしてくれる子を捨てる⁉ と思わず、言ってしまいそうになりますが、そうしないとストーリーは進まないので、そうなります。

その男(尚太郎)を有名にするために、すべてを注いでいた京子が、自らも芸能界に飛び込み、活躍してく様はさわやかさすら感じられます。

人を愛し、愛されることを否定するのに、人に愛されなければ生きていけない芸能界。ある意味最も向いていない業界に足を踏み入れた京子ですが、ここで先輩俳優蓮と出会い、気が付きます。

私は今まで人の言いなりで、誰かのためにしか頑張ってこなかった。自分のために生きてみたい。

そこから、憧れの蓮に追いつくために、メキメキと演技力を付け、色々な仕事に出演。

漫画の中の世界ですが、こんな女優さんいたら絶対自分もファンになるだろうなぁーと思わせてくれるような魅力的な女優へと進化していきます。

一見平凡な外見なのに、メイクと役作りで全くの別人になれる、実は天才的な才能を秘めている京子。自分ではいつも謙遜しますが、だれもが彼女に魅了されていきます。

何よりも、いじめられようが、無視されようが、何をされようが、めげない京子の根性は、「おぉー」と声をあげたくなるほどです。

芸能界でのサクセスストーリーのようですが、スポコン漫画のような根性論のところがあったり、見どころが満載です。

個人的に気になっているのはストーリーのメイン柱の一つである恋愛要素です。

京子と元カレ(?)尚太郎、そして蓮の間にうごめく三角関係は何とも目が離せません。

最終的にきちんと落ち着くところに落ち着いてくれることを願っていますが、41巻まで発行されている現在でも、京子と連の間ではほっぺにチューのみ。

恋愛漫画としてみてしまうと、ものすごく進むのが遅いのも、ファンの間では魅力の一つになっています。

一体何巻まで続くのか、いっそガラスの仮面のようにずっと続いてくれても読み続けられそうな魅力のある作品ではありますが、キャラクターたちの結末を早く知りたい自分もいます。

また、京子の女優としての成長を通して描かれる、複雑な親子関係にはついつい涙がこぼれるようなシーンも。

生まれてすぐ、尚太郎の実家に預けられ、幼馴染にとして育ってきた二人だが、何故京子の親はそうだったのか。

また、シングルマザーの母親は何故そうなったのか、かなり特殊でありながら、京子の命をいろんな人間が守り、育ててくれたところを実感したシーンは名シーンの一つでした。

芸能界、恋愛、親子関係、様々な見どころ満載の漫画になっています。おすすめです!!