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夢枕獏の小説が原作の漫画 餓狼伝、流浪の格闘家、丹波文七が様々な格闘家と闘いを描きます。

〈餓狼伝とは?〉

 

夢枕獏の小説が原作、板垣恵介が漫画化した漫画です。

 

流浪の格闘家、丹波文七が様々な格闘家と闘いを描きます。

 

空手をはじめとする様々な格闘技を学ぶ流浪の格闘家、丹波文七は、若手プロレスラーの梶原年男に敗北し、屈辱を晴らすために3年間、自らを鍛え直しリベンジを誓います。

 

そして丹波は激動し始めた格闘界の潮流に巻き込まれ、様々な強敵と戦っていくことになります。

 

彼ら以外にも、フルコンタクト空手北辰館の館長・松尾象山や東洋プロレス社長・グレート巽ら最強を追い求める格闘家たちが登場します。

 

〈餓狼伝の世界観〉

 

現実世界では、異なる競技をバックボーンとして持つ者が、総合格闘技の練習をしたのちに、同一のルールで戦うという意味での“異種格闘技戦”は行われていますが、作中の異種格闘技戦はこれとは異なります。

 

総合格闘技という概念を通さずに、異なる格闘技を学んだ者たちが、最小公倍数的なルールで戦う“異種格闘技”です。

 

これらは、総合格闘技が確立する以前の、原作が始まった当時の格闘技観によるものです。

 

しかし、当時の格闘技界では、空手なら空手、プロレスならプロレスとジャンル分けがされており、作中のような異種格闘技が行われるケースは稀でした。

 

そんな異種格闘技が闘う夢の作品が餓狼伝なのです。

 

〈丹波文七とは?〉

 

主人公の丹波文七は、身長182センチメートル 体重104キログラムで、特定の流派・道場に属さず、ひたすら実践的な強さのみを追い求める在野の格闘家です。

 

空手をベースとしつつも竹宮流を初めとして様々な他流他派の技法を習得し、古武術やプロレス技、果ては反則技にも通じています。

 

青年時代、弟子の久保涼二と共にあらゆる格闘技団体に道場破りを繰り返していたが、FAWに道場破りをかけた際に梶原と相対、プロレスラーの力量を侮り敗北を喫します。

 

それ以来自らの肉体を一から鍛えなおし、3年後にFAWのリングに乱入し梶原を打倒しリベンジを果たします。

 

梶原との再戦に先がけて竹宮流柔術の泉宗一郎とも立会い勝利を収めており、竹宮流の食客として虎王を伝授されています。

 

この一件以来、北辰会館館長・松尾象山、FAW社長・グレート巽など格闘界の重鎮に興味を持たれ、空手対プロレスという抗争の渦中に巻き込まれる形でFAW主催の異種格闘技大会に出場します。

 

同大会では街頭での喧嘩沙汰で偶然目撃した北辰会館流の堤城平と対決、二度のダウンを奪われる激しい乱打戦の末に竹宮流奥義・虎王によって逆転勝利を得ます。

 

また藤巻十三とも公園で一戦を交えていますが、これは引き分けに終わっています。

 

北辰会館トーナメントでは泉宗一郎・久保涼二と共に観戦します。

 

トーナメント終了後は再び物語の中心に戻り、トーナメントで活躍した長田弘・片岡輝夫・鞍馬彦一らに実戦の戦いを仕掛けて回ります。